エンジンオイルのご相談が増えています

2021.8.17

エンジンオイルが減るというご相談が多くなってきています。

エンジンから異音・白煙等が出てくるという症状もみられます。

このページでは書ききれないので簡単に一例をご紹介します。

オイル漏れはしていないのにオイルが減る原因は、オイル交換を適正な時期で行わないことによるものがほとんどです。

先ず2枚の写真をご覧ください。これはエンジンをばらしたときのもので、シリンダーブロック上部です。

丸のシリンダーが4個あることから4気筒エンジンと言い、各メーカーが一般的によく使用されてる

タイプとなります。この部分が駄目ならオイル上がりということになるわけです。

弊社がよくエンジン内部を見るとき、ここを確認することで今までのメンテナンスの状態を把握することができます。と、言っても見立て通りかということで修理に取り掛かかった際に目視確認するところだという事を付け加えておきましょう。

次の写真はシリンダーヘッドと言って、燃焼するために吸入した混合ガスと燃焼を終えたガスを排気するために決められた定期的な運動によってシリンダーヘッド部の動弁系は重要な仕事をしています。こちらも目視重要ポイントです。

この部分が駄目だとオイル下がりと言うことになり、写真は正にオイル下がりの状態でオイルが下がってきているのが確認できると思います。各シリンダーごとに吸気の弁と排気の弁が2個ずつあるのが一般的で、下側が吸気の弁で排気ガスは通過しないのでオイル下がりがはっきりと確認できます。

写真は撮影のため横にしてますが、通常はこの部分を下向けた状態です。

何故不良になるか? 述べるまでもありませんがゴムの部品で、しかもオイル交換サイクルを伸ばすからです。

下の写真、3個あるうち小さいパーツがバルブステムオイルシールと言いまして、いちばんオイル下がりの多いのがこのゴムパーツの磨耗によりものです。

 

バルブに付着していたカーボンですが、どれだけ取れるか残してみました。

エンジンには非常に大敵で不要な物質です。

上記写真、軸の付いた弁のことをバルブと言いますがフライパンの上に汚れたオイルを焼き上げた状態を想像します。どんどん溜まるわけですから良いことは絶対ありません。

 

 

必要な部品交換、そして再利用できるパーツはメーカー基準に従い測定してオーバーホールが完成します。

エンジンオイルは大事な役目をしているので汚れるものなのです。だからロングライフではない交換が必要です。ネームバリューでもありません。性能&数値がとても重要です。

また、交換時にオイルエレメントの交換もお勧めしております。それは、せっかく手に入れたお気に入りの新車、中古車、趣味車の性能をいつまでも維持するということに繋がります。

手入れ次第でどうにでもなるということが言えるでしょう!

 

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