ブレーキのオーバーホール
メーカー |
ホンダ |
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車名 |
ライフ |
年式 |
2013年 |
施工個所 |
ブレーキ |
依頼内容 |
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| フロント回りから異音があり、左前タイヤを触ると凄く熱いとご相談がありました。 |
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修理内容 |
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| 車体をリフトアップしてタイヤを回転させたところ、右は軽く回転するが左は重く抵抗がありながら回転するのでブレーキのメンテナンスが行われていないと推測しました。 画像はフロントブレーキのディスクローターですが、左側は右に比べて引きずりのため黒くなってしまっています。 言い換えるとブレーキは踏んでいないのに機械的に踏んだ状態になっているのでペダル操作に反応するようにオーバーホールを行ないます。 |
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作業工程
フロントブレーキオーバーホール
上の写真で黒焦げになっていた摩材(ブレーキパット)を挟みこむ装置『ブレーキキャリパー』をバラすと、やはり錆で作動不良を起こしていました。 定期的なオーバーホールを行なっていればこのようにはなりません。 この中にある油圧ピストンも使い物にならないのでパーツを手配します。 全体交換の必要は全くありません。
内部清掃
錆びていた内部の錆び取りと内部のゴム製パーツ類を交換し、新品のピストンを組み付けて後は車両に取り付けです。
内部部品の交換
ブレーキパッド交換
新旧の比較となりますが、先程の黒焦げになっていたブレーキパットは使い物にならないので新品と交換です。 左が今回の新品で右が半年前に交換されていた新品のようですが危険なので使用しません。
お客様の声
最近、燃費が悪いと思っており、まさかタイヤの回転の悪さ(ブレーキの引きずり)が燃費に影響してくるなんて思ってもいませんでした。
何事も安く済むのであれば、それで良いと今まで思っていました。
TSヨシモトより
車のメカニズムやメンテナンスについて詳しくご存じないユーザー様がほとんどです。
当店ではお客様にもご納得いただくため原因となる現状をお客様にお伝えするとともに、整備内容についても詳しく説明させていただいております。
ブレーキはいざという時にちゃんと作動しなければなりません。
昨年8月のブログでも紹介させていただいた『ブレーキの役割』にもありますが、
作動が悪く荷重移動の姿勢が作れない＝カーブが曲がりにくく運動能力に欠けるということ
そして、冬の凍結路面においてはスピンがしやすくなることに繋がります。
異変を感じてからでは手遅れになる場合も予想できます。
車検を終えたから安心・安全とは限りませんし、車検を低価格で終えることができたとしても以上のようなことが起こった場合、逆に高額になるばかりか危険が伴います。
ブレーキのみならず定期的な点検・メンテナンスをお願いしております。
フロントブレーキ分解
間違いなくブレーキの引きずりとの判断でバラしていくと、やはり左側は黒焦げになっており、フェード現象を超えた状態で役目を果たせない状態となっていました。 ブレーキ内部が錆びて作動不良の状態ですのでキャリパーオーバーホールの作業内容で進めていきます。